2010-06-02

テラゾー工法 レシピ





















ヒューストン空港。 床の反射が奇麗です。 そう、現場仕上げのテラゾー。 アメリカのとても多くの公共施設やレストランなどがこの床。 大理石等より、デザイン性があり、低価格で、メンテも楽なのでしょう。















こんなかんじ。 日本では殆ど見られなくなりました。 丸ノ内線銀座駅なんかに残ってます。

伝統的で性能もよい、サンドクッションテラゾーの施工法です。材料費はよいのですが、手間は掛かりますね。広大な面積を効率よく施工するのに向いているのでしょう。(NTMA より)

コンクリートスラブ上に、
  1. 1.5mm 厚程度の乾燥した砂を撒く
  2. 0.1mm ポリエチレン防湿気密シートを敷く。オーバーラップが8cm以上あるように
  3. 亜鉛メッキ溶接金網18ゲージ程度(1.219mm)メッシュは約5cm角、(メッシュ金網) を敷く。オーバーラップが8cm以上あるように
  4. ポートランドセメント1、砂4に水を混ぜ、アンダーベッドを作成(7cm厚程度)設計床高さより1.25cm程度低く
  5. 生乾きのうちに目地を設置
  6. 翌日、テラゾー散布 (重量比で、石材2:ポートランドセメント1)研磨後に石材が70%以上の表面積になるように。
  7. ある程度の所で、水、濡れた砂、もしくはポリエチレンシートで養生
  8. 研磨で石材が剥がれない程度に養生 4−5日
  9. 荒い研磨 #24
  10. 研磨 #80
  11. グラウト(モルタル)で穴等をタッチアップ
  12. 最終研磨 #110 または#220
  13. シーラー塗布 3回
ご参考
http://www.southwestterrazzo.org/guide.html
http://www.depaolimosaic.com/primer4.htm
http://www.gharexpert.com/articles/Flooring-1495/Terrazzo-flooring-Mosaic-or-Marble-chip-flooring-_0.aspx

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