2020-01-31

2019-nCoV 中国国家衛生健康委員会の発表データ

  • 重篤症例数がすごい勢いで伸びている反面、退院累計が少ない

  • 死亡累計の方が退院累計より伸びているのが悲しい


重篤患者が入院していると仮定


  • 重篤患者が退院する可能性は、死亡する可能性より低いような数字だ。現在の重篤者は 重篤累計1,370 ー(累計死亡+累計退院)= 1,076


  • このままの状態が続くと、現在の重篤者が死亡する割合は、170 / (170+124) =0.578  予想される死亡者数は、 1,076 * 0.578 = 622  だとすると、生存率は 予想死亡者数/確定症例数 622/7,711 =約 8%

  • いろいろな前提はありますが、単純なスポットの致死率ではなく、積み上がった重篤者がこれから死亡することを考えると、巷でいわれている3%をかなり上回るとも考えられます。



2019-nCoV

Emergency hospital during influenza epidemic (NCP 1603), National Museum of Health and Medicine

  • 最悪シナリオで、全世界 1.2億人が亡くなる。スペイン風邪の規模。

  • 最大2週間の潜伏期間および、潜伏期間中に伝染することを鑑みパンデミックは避けられない。 つまり人口の多くが感染、数パーセントが死亡する。 現在の77億人中、50%が感染し、その中で3%が死亡すると、116 Million = 1億1600万人。 特に、人が集中する東京等では、感染率が高くなると思われる。

  • 感染後の重篤な期間が長い(1−2週間?)ので医療機関のキャパシティが飽和して大混乱が予想される。死亡者の事後処理も問題に。

  • 致死率は高齢者に高く、若年層には低いようだ。 中国で3% 日本で7%? 検証が必要

  • コロナウイルスは冬の乾燥時期にみられることが多いので、季節性(夏は収まる)が見られるかも?

  • 検査 test kit 数週間のうちに検査キットが生産されるようになると予想。 しかしパンデミックでは利用価値が少ないと予想する。

  • ワクチン 数ヶ月中にできるかもしれないが、コロナウイルスのワクチンはあまり期待できない。

  • いまだに不明な点
    • 二次感染のデモグラフィー
    • ウイルス突然変異

  • 注目すべき情報
    • 中国の動きー公表されずとも知見が生かされた動きをするはず。

  • 私の方針:どうせ感染するのなら、無駄なあがきはせず、普通の生活を送り、人生を楽しむ。感染後の死亡リスクが高い(たとえば、高齢者、免疫不全?)の場合は、早々に感染して、治療を受けることも生存率を高めるストラテジーかもしれない。 (パンデミックが進み、医療機関のキャパシティーが飽和する時期を避ける)

以上は2020/Jan/29 にFBで公開済み