10日間ほど入院した、ギラン・バレー症候群という手足が動かなくなる難病だ。 素早い診断と治療の結果、10日で治ってしまった! 担当の医師、また神様に感謝! 暇で暇で、ベットの上から、窓から見える町を眺めながら、大段上に構え、「日本の財政赤字解消」について考えた。
その成果は・・・こんなプラン:
敷地の容積率*を政府が販売する
- 従来の規定以上の追加容積率を
- 期間限定で
- 路線価に比例した価格で
- 政府が土地所有者に販売する
- 斜線制限等の規制を撤廃する
千代田区に
- 150平米
- 容積率400%
- 路線価¥500,000/平米
例えば、
- 2012年12月31日を期限として
- 7500万円を政府に納付すれば (500,000 * 150 = 75,000,000)
- 容積率を400%から800%に変更
(もちろん、容積率を倍にしなくても、価格を路線価にしなくても、勝手な係数を作ればよい)
土地所有者にしては、破格なプランだろう。その反面、 期間限定販売にすることで、土地所有者は限られた時間での決断を迫られ、必要なら追加容積率を購入する。 一生一代のチャンスなんだ。 10年考えてではなく、今のアクションが要求される。これは、素早い資金納付、その後の早急な建築計画につながる。
このプランを「期間限定容積率販売プラン」、長いので、「容販」と呼ぶことにする。
この「容販」が実施されると
よいこと
- 短期間で膨大な資金が政府に納付される=>財政赤字減
- 容積率が増えたことで、立て替えのインセンティブが増える=>建替えが盛んに=>経済が活発に=>財政赤字減
- 容積の供給が増えると、一般的に単位面積あたりの賃料やマンション価格が低下する=>暮らしやすい町=>子供も増える=>財政赤字減、明るい日本の将来
- 土地所有者の休眠資産が動く、土地取引が盛んになる=>経済が活発に=>財政赤字減
- 容積の証券化等を通じて、お蔵入りしている土地が流動化する=>お金が動く=>経済が活発に=>財政赤字減
- 建替えが困難な古いマンション等の問題が解決する
悪いこと
- 道路や近隣住宅の日当りが悪くなったりする
- 都市インフラに負担がかかる
お金を刷る(マネーサプライを増やす)と円安になるし、国債も危ない。「容販」は、休眠資産の再評価だな。日本国が「容積率」という膨大な生かされていない資産を持っているということだ!
よっぽど、経済行動が阻害されやすい消費税増よりいい感じ。 さて、いったいどれだけのお金になるのか皮算用してみよう。
エイヤーで考える。
土地面積
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/douro/gaiyo/07.html
上記で調べると、東京23区で、道路を抜くと、520平方KMあるらしい。 エイヤーで、3/4が私有地だとすると、390平方KM。
http://sumai.nikkei.co.jp/special/rosen/index.cfm?i=20100701p8003p8
上記から、東京圏の平均路線価は訳30万円/平米(ちょっと怪しい)
半分の土地オーナが容販に賛同して、納付するとすると、
30万円/平米 * 390平方KM * 1/2 =
¥300,000/sqm * 390,000,000sqm * 0.5 = 117,000,000,000,000 * 0.5 = 59,000,000,000,000 = 59兆円
これは東京23区だけだから、全国でやって、エイヤーで二倍?
100兆円なりー! 1000兆円には足りないな、でも波及効果を考えると数百兆円になったりして。
みなさんどう思います「容販」?